SFC の研究会ってどんなのなの?位置付けと研究会一覧
SFCにおける研究会の位置付け
SFCの学びの特徴は、研究会を中心に構成されているという点です。
KEIO SFC GUIDEには、研究会に関して以下のように説明がされています。
これまでのカリキュラム改訂のなかで、開設時から変わっていないのが、「研究会」を中心に、学生が自らの学びをデザインするという点でしょう。「研究会」は、教員や仲間とともに自由闊達に語り、教え合い、積極的に現場に関わりながら問題に取り組むための場です。1 年生から「研究会」に所属できるのも、SFC のカリキュラムのユニークなところです。SFCには、100を超える「研究会」があり、そのひとつひとつは、個性ある考え方や方法にもとづいて活動しています。「研究会」での活動は、SFC生としての集大成である「卒業プロジェクト」へと連なるもので、自分の価値観を再編成し、人間的な成長を促す機会にもなります。
SFCのカリキュラムの最大の特徴は、「研究会」が中心に据えられているという点です。
SFCのカリキュラムは、必修科目なども少なく、自由に学びを構築できます。
一年生時から研究会に所属できるSFCは、学部生時代から高い専門性を身に付けるための制度として研究会を期待しているのです。
また、教員が学生に一方的な知識伝授を行うのではなく、学生に対して「対等なパートナー」としての役割を期待しているという点も注目するべき点でしょう。
SFCのカリキュラムのイメージ図
こちらは、慶應SFCのホームページ、カリキュラムについてから抜粋したものです。
上記のように、1年生から4年生まで、研究会という軸があった上で、授業を構築していくことが見て取れます。
以上より、SFCでの学習計画を立てるにあたって、研究会選びは最も重要な軸となります。
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SFCの研究会の特徴
1年生から所属できる
SFCの研究会の大きな特徴は、1年生からゼミに入れるという点です。
他大学や、他学部では一般的に、ゼミ・研究会は3年次から入るのが一般的です。また、ゼミ・研究会に入らなくても卒業できる場合もあります。
しかし、SFCでは1年生時から研究会に入ることが可能であり、研究会で単位を取得することが卒業要件となっています。
SFCでの学びの特徴は、学年に囚われない学習スタイルです。学年ごとに基礎から専門へと積み上げるのではなくすべてフラットに置かれているため、学年に関わらず必要な科目を必要な時に履修できるカリキュラムになっています。
兼ゼミできる
兼ゼミできる点もSFCの研究会制度の特徴です。
また原則として2年生から一学期に最大6単位まで研究会を履修することができるとあるように、一学期に複数の研究会を掛け持ちできます。
6単位とは、基本的に2〜3個ほどの授業数ですから、一学期に2〜3個の研究会に所属できるのです。
このようにSFCでは、複数の視点から自分なりの専門性を確立することを求めています。
一学期単位で研究会を変えられる
一学期単位で研究会を変更できる点もSFCのゼミ制度の特徴です。
例えば、1年生の春学期は、研究会Aに入り、1年生の秋学期には、他のゼミに入る、ということもできます。
多くの大学・学部では、一度研究会に入ったら同じところに所属する場合が多いので、柔軟に研究会を検討したり、1年ずつ、2年ずつ、と言った区切りで研究会を選べる特徴があります。
総合政策学部でも環境情報学部でもどちらの研究会にも入れる
SFCでは、所属が総合政策学部でも、環境情報学部でも全く関係なくどちらも学部の授業、研究会にも所属することができます。
例えば、総合政策学部に所属するゼミであったとしても、所属ゼミ生の半分は環境情報学部だったりするわけです。
したがって、取りたい研究会が総合政策学部なのか、環境情報学部なのかどちらであっても特に気にする必要はありません。
SFCの研究会ってどんなことするの?
研究会によって、全く色が違うため、一概には言えませんが、公式ホームページには以下のように説明されています。
SFCでは、「問題が与えられ、正解を教わる」のではなく「何が問題かを考え、解決方法を創出する」ことができる、「未来の先導者」を育成、輩出することをめざしています。それを実践するための「研究会」は単なるゼミのような勉強グループではなく、企業との共同研究や官公庁からの委託研究など、先端的な研究活動が数多く行われています。学生はそれらに参加して実社会の問題に取り組むことによって高度な専門性を身につけ、自らの「未来創造の成果」として、また、自らが未来へ前進するときの「自分自身のプロポーザル」として、卒業プロジェクトを作成します。
https://www.sfc.keio.ac.jp/pmei/curriculum/feature.html
ここからわかるのは、SFCのゼミでは、単なる研究活動だけではなく、
企業との共同研究や官公庁からの委託研究など、先端的な研究活動が数多く行われているということです。
フィールドワークなども多く、一般的なゼミのイメージとはSFCの研究会は異なるかもしれません。
自分の入りたい研究会を深く知るためには
自分の入りたい研究会を深く知るためには、研究会の公式ホームページや、公式Twitterをみるのが良いです。
下記の研究会一覧や、気になる教授の名前をピックアップしたのちに、公式ホームページや 研究会Twitterを探してみましょう。
調べ方は
「”研究会の名前” ”教授の名前” sfc 研究会」
と検索すれればホームページが出てくる場合が多いです。
また、Facebookなどで探してみると出てくる場合もあります。
またSFCではTwitterを運用している研究会も多いのですが、多くのゼミは高校生からの問い合わせなどにも快く答えてくれる場合が多いので、ぜひDMなどで質問やメッセージを送ってみるのも良いでしょう!
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SFCで開講されている研究会一覧(2020年度春学期)
ここでは、SFCで開講されている研究会の一覧を記載しています。
具体的もっと知りたい場合には、
以下の「”研究会名”+sfc 研究会」と検索すれば公式HPなどが出てきたり、担当教員がわかると思うので、そこからさらに深めてみてください。
研究会一覧はこちらのSFC公式HPからも確認できます。
脳情報の計測と解析
健康行動科学とヘルスコミュニケーション研究
ヘルスコミュニケーションの研究と実践
AI×データ時代における価値デザイン
ゲノム生物学(先端生命科学)
建築情報学
地域における効果的なプラットフォーム設計
地上学への研究
ランドスケープ研究
グリーンインフラ
Natural & Creative Living Lab – 未来をつくる言葉をつくる [地球温暖化 / スタートアップ(ベンチャー起業) / 自分らしく生きる /エシカル・イノベーション / 自然と創造性のまちづくり / 創造的マネジメント]
Future Study on Natural & Creative Society
言語と学習の認知科学
意思決定研究とサイバービジネス実践
医療・介護分野の政策・経営
ネットワーク運用と実空間インターネット
水俣研究
実践:改革とイノベーション ー今期は「都市のビジネスモデル」を題材に
実践・企業経営 ービジネスモデルの再構築
身体運動の神経科学 ~脳と身体をひとつの”システム”として捉える~
防災社会デザイン研究会
スポーツ工学:工学的アプローチによるスポーツスキルの分析とアスリート支援
Energy Design Program
言語科学:基礎からオリジナル研究へ
スマートモビリティ~セルフドライビングカーを学ぼう~
スマートモビリティ~セルフドライビングカーを創ろう~
社会安全政策論研究会
サイバー・防犯ボランティア研究会
社会学の古典を読む
近代社会研究
ゲーム理論
ヒューマンパフォーマンス
場のチカラ プロジェクト(まちに還すコミュニケーション)
RNA機能解析(先端生命科学)
xSDG
現代中国研究と日中関係
データプラットフォーム研究会
データプラットフォーム研究会
マルチメディアデータベース・人工知能と感性データベースに関する研究
マルチメディアデータベースシステムとデータマイニングの研究
インターネットリサーチ
臨床と教育
言語と思想、言語と芸術
Solution Design in Policies and Environments
アフリカに学ぶレジリエントな人間と環境共生
ボディプランニング解析
発生・生殖工学の応用(先端生命 科学)
マーケティング・コミュニケーション / 科学技術コミュニケーション
言語から見た「心」を「言語教育」へ
データドリブンによるスマート都市・地域の構築
Emerging Business Models in Cyber Civilization
Research in Digital Economy and Business
経営研究:優れた経営の実践と普遍的知見の探求から近未来のあるべき経営を探る
Management studies as a field of social science
Participatory Architecture, Urban and Community Design
SBC合同研究
司法制度の基礎を学ぶ
法律による問題解決の実践
CompMusic: Comparative and computational musicology (1)
CompMusic: Comparative and computational musicology (2)
スポーツ イノベーション: スポーツの参加、インクルージョンと社会的価値に関する研究と実践
メンタルヘルスの研究と実践
日本政治外交研究(JPD)ベーシック&アドバンスト―日本政治外交をよみやぶる
オーラル・ヒストリー―「聞く力」で未知を拓く―
アジアにおける環境、防災とコミュニティ開発
Seminar on International Economy and Finance
国際経済・金融研究会
フォレスト・サイエンス・アンド・エンジニアリング
データ連携基盤、スマート農業、そして、社会実践。
El bilingüismo y las lenguas de herencia
情報法研究会
国際安全保障とグローバルガバナンス
Intercultural Communication -A critical perspective
日本語と多言語多文化共生社会
Society5.0時代における「ソーシャル・プロデュース(社会的価値創造)」と「共育」
微生物ゲノム学(先端生命科学)/環境バイオインフォマティクス(先端生命科学)
鈴木 微生物ゲノム学(先端生命科学)/環境バイオインフォマティクス(先端生命科学)
身体を考え、知をデザインする生活
応用バイオテクノロジー(先端生命科学)
朝鮮の文化・社会
言語研究のインターフェース
ソーシャルクラウドロボティクス -共生・協働するロボットから共に進化するロボットへ-
UAV/ドローン、映像メディア/VR/AR/XR等先端技術の実践的応用
IoTと人工知能の基礎と応用
「ゆだねない社会」をめざして ー 生活世界から考える公共性
田中浩一郎研究会(現代中東政治研究)
FAB CITY: 都市環境の統合的な3D/4Dプリンティング
ソーシャルイノベーション:ソーシャルマーケティングと価値共創
極限環境生態学
環境変動と極域生態系
情報社会の未来を考える
グローバル社会の理論と政策
ヨーロッパ国際関係と国際安全保障
コーチングとライフスキル
Computational Creativity – 人工知能と表現
Computational Creativity – X Music
システム生物学入門(先端生命科学)
医科学・地球環境・食品科学へのシステム生物学の応用(先端生命科学)
Second Language Teaching
E-Cellプロジェクト(先端生命科学)
生命進化のシンギュラリティ(先端生命科学)
街・人・メディア
Touch Lab 1: Touch Fab / 触楽とものづくり
Touch Lab 2: Touch Science / 触覚の科学
新たなテクノロジーと経験のデザイン
第二言語習得研究,異文化間コミュニケーションと外国語教育
高速インターネットインフラとアプリケーションの研究開発
経済学とデータで読み解く現代社会のリアル(応用ミクロ計量経済学の実証分析)
現代アメリカの政治外交
America and the World: American Foreign Policy Turbulence in the Trump Era
デザインとジオメトリー
外国語学習と想像力
コピーとオリジナリティ
現代東南アジア研究
ムスリム共生プロジェクト
Pythonで学ぶ強化学習
SFCの講義概要案内システムを作る
「教育」から取り組むソーシャルトランスフォーメーションのカタチー地域との協働で構築する関係性のサステナビリティ
Pythonで学ぶ強化学習 ~「強化」とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだッ!~
ウェブアプリケーションプラットフォーム
子どもの精神発達を考える
メンタルヘルスについて考える
近代家族を再考する
ドイツ語圏地域研究
地域研究とアカデミック・ディシプリンの対話と融合の模索
音楽神経科学(Neuro Music)
エクス・ミュージック(x-Music)
「南」からの思考(スペイン語圏の社会と多言語主義の研究)
SFC kotan―アイヌ語の現在とアイヌ語の口承の物語の世界へ
データ科学と社会
モビリティと社会
日本の雇用システムと労働政策
Aktuelle Entwicklungen in den deutschsprachigen Laendern
全世界インタフェースデザイン
統治機構研究
古典芸能に見る日本の社会と文化
Algorism-建築の計算(不)可能性
スポーツパフォーマンス
応用ワイヤレス研究会
ソーシャルセクターとヒューマンサービスの社会学
政治哲学・倫理学(基礎)
現代の政治哲学・倫理学(理論と応用)
気象学研究会
子どもの精神発達を考える
『高齢者と共に』を考える
知覚と認知の心理学
韓国・北朝鮮の政治・経済・社会
日本・アジアにおける企業経営
ヘルスケアシステムデザイン
アントレプレナーシップと経営
アラブ文化研究会
中東社会文化論
環境問題の課題と対応
PSYCHOLOGIE
アートと計算
ヘルスサイエンス(健康・幸福な街づくり)
ヘルスサイエンス(健康科学)
ソフトパワー研究(基礎編)
ソフトパワー研究(上級)
国際経済学を学ぶ
計量経済分析
ことばとメディア (1)メディア比較研究 (2) 学習環境構築
リスク分析:政策と日常生活
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ここまで、いかがだったでしょうか。
SFCは1年次から研究会に所属でき、また多岐にわたる分野の研究会が一堂に会した特異なキャンパスです。またこのキャンパスは創立から約30年間、芯はブレないままに時代を先駆ける変化をし続けてきました。
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