総合型選抜を始める!志望理由のテーマが格段に見つけやすくなるアイディア発想方法とは

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総合型選抜を始める!志望理由のテーマが

格段に見つけやすくなるアイディア発想方法とは

 総合型選抜対策を始めたばかりの人にとっての一番の難題は「何をテーマに深めていくかを決めること」だろう。輝かしいスポーツの実績をあげられていなかったり、高校時代にひとつのことを追求できなかった人などは特に、テーマ決めに難航してしまう可能性が高い。

 そこで今回の記事では、勉強しようにも勉強するテーマを見つけられていない人へ向けて、テーマのアイディアが今より格段に思いつきやすくなる考え方を紹介する。

テーマを見つけられない人の多くが陥る「視点の固定化」とは

 テーマを見つけられない人の問題は「視点の固定化」である可能性が極めて高い。視点の固定化とは、何かを考えるときにある一つのものの見方に視点が固められてしまい、柔軟に考えることができなくなってしまうことを指す。

 例えば、自分にはスポーツなどでの実績がないと悩んでいたり、高校時代に課外活動ができていないからテーマがないと思っていたりするケースがこれに該当する。実際は、スポーツなどでの実績がなくてもAOを突破する人もいれば、課外活動をほぼしてなくてもAOで合格する人もいるのがリアルだ。

 重要なのは、視点を変えれば気付けるかもしれない自分の可能性を探すことだ。

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大切なのは「柔軟な視点の移動」

「視点の固定化」から脱却するにはどうすれば良いのか。

結論から言えば大切なのは、

「志望理由のテーマを見つける視点を広くしてみたり、狭くしてみたり、切り口を変えたりしながら、様々な視点から自分を観察してみること」である。

 スポーツの実績を重視してテーマを考えたり、行ってきた課外活動からテーマを考える人は事実「自分という人材が他の人より優れている点」を探しているにすぎない。その「自分という人材が他の人より優れていること」を「人材希少性」と名付けるのであれば、スポーツの実績や課外活動だけに限らず、人材希少性を担保できるものは沢山ある。例えば「生まれ」や「境遇」「レアな経験」や「秀でた能力」とかは、他の人は知らないことを知っているという点や、他の人にできないことができる、他の人は経験していないことを経験しているという点で、人材希少性の担保になる。

人材希少性で考えたときのテーマの切り口の具体例

「生まれ」で言えば、中国人と日本人のハーフとして生まれた事実から、中国と日本の間の問題解決を考える人材を目指すと考えたり、林業を営む家庭で育ったという事実から、林業の未来を担うことを考えることもできる。

「境遇」なら、これまでに重度の難病にかかっていたり、兄弟や親、祖父などが何かしらの問題を抱えていたりする場合、自分と同じようなその当事者のための解決を考えるという視点に立つこともできる。限界集落で育った、アイヌ民族と過ごしたなども、多くの人が知らない世界という観点から観察すると、人材希少性が高い視点になる。

「レアな経験」とは例えば、留学経験や、高校時代に研究をした、山菜採りに関しては誰よりも負けない、韓国ドラマの総視聴時間300時間越え、18年間兄弟と喧嘩したことがないなど、一言で説明するのは難しいが「現代社会で経験している人が少ないようなこと」だと思ってもらえたらわかりやすい。これは周りの人々と自分自身を比較することで発見可能になる。

「秀でた能力」は、それこそスポーツの実績があったり、寄木細工などの伝統工芸品を作れたり、プログラミング能力が高かったり、ある「スキル」や何かに対しての「知識」が一般的なレベルより高いときを指す。

このように「人材希少性」まで視点を広げ自分を観察するだけで、以前よりさまざまな視点からテーマを考えられるようになる。

ディメンジョンとクライテリアを操れるかが鍵になる

上述したように大切なのは「志望理由のテーマを見つける視点を広くしてみたり、狭くしてみたり、分析の切り口を変えたりして、様々な視点から自分を観察すること」だ。それができるようになれば、今は気付けていない自分自身の可能性に気付けるようになる。そこで先ほどの例のような、物事を観察する視点を柔軟に変更する方法を紹介する。

 結論から述べると、ディメンジョンとクライテリアというものを操作することで、物を観察する視点を変化させることが可能になる。

ディメンジョンとは「視点の大きさ」を意味していて、

クライテリアとは「どんな切り口で分類しているのか」という意味である。

視点の大きさを変えることで、可能性に気付く「ディメンジョン」

 ディメンジョンの説明を先にすると、例えば犬という対象を観察する時、より細かく分けると、小型と大型に分類できる。小型をより細かく分類するとトイプードルやチワワが入る。そして今度は逆に犬という観察対象より大きな視点に立てば、哺乳類という次元があり、哺乳類より上の次元には、生き物という分類体系がある。

 このようにディメンジョンとは、何かを分析する時に、今立っている視点はどれくらい大きいところに位置するのか、あるいは小さいのかを教えてくれる。スポーツの実績という小さな視点から人材希少性という大きな視点に移るのも、ディメンジョンの操作に当たる。

分類の切り口を変えることで、可能性に気付く「クライテリア」

 クライテリアとは、例えば食べ物というのを細かく分類していくときに「ジャンル」で分ければ中華やイタリアンなどのような分類になり「素材」で分ければ肉や魚などの分類になる通り、どんな切り口で考えるかという視点のことを指す。ここで言う「ジャンル」や「素材」のような、何かを分類する時の分類の切り口のことをクライテリアと言う。

 例えば人材希少性は、志望理由のアイディアを「自分の過去から考える」というクライテリアで分類しているが、他にも「将来の目標」から考えたり「大学が求めている人材との共通点」というクライテリアで考えることもできる。

まとめ

ディメンジョンとクライテリアを変更し、視点を柔軟に変更していくことで、視点の固定化から脱却できる方法を紹介した。自分の志望理由のアイディアを柔軟な発想で考えていくことが可能になれば、今までは気付かなかった自分の可能性に気付ける確率が向上する。おすすめなのは、まずは人材希少性という視点から自分自身を観察し、自分に向いているテーマを探してみる。そのあとはディメンジョンを人材希少性から「生まれ」や「レアな経験」の階層まで下げて、自分の中で希少価値はどこにあるのかを観察する。そのあとはクライテリアを「社会の問題」などに設定して、自分と接点があり、かつ、追求したいと思える社会問題などを探してみたりするといいだろう。

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