AO/総合型選抜対策

自分を活かして総合型選抜を始めるなら「適性分析」をしてみよう

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自分を活かして総合型選抜を受けたい。なるべく自分が活きるテーマ選びをしたい。このような動機から総合型選抜を受けようと思った方は多いと思う。そこでこの記事では、自分が活きるテーマ選びをするために、企業が経営戦略を考えるときの方法を総合型選抜へ応用した手法「適正分析」を紹介する。自分がどれほど活きているか、あるいは自分に向いているかという指標を今後「適性」と表現する。

ペルソナを総合型選抜に応用する

ビジネスの世界で用いられる「ペルソナ」という考え方を総合型選抜に応用することで、自分自身の適性を発見することを可能にするのがこの記事で紹介する方法である。

ペルソナとは、サービスや商品を利用する典型的な人物像をイメージする手法だ。例えば婚活アプリを開発している時、誰に使いやすいアプリにするかを考えるため、婚活をしている人物像を具体的にイメージしていく。そのイメージされた人物像に使いやすいアプリにするにはどうすれば良いかなどを考えていったりする。

この「ペルソナ」を応用することで自分の適性は見えやすくなってくる。具体的には、自分が取り組んでみたいテーマにおけるNo.1的存在、つまり、高校生の中で最もそのテーマを深められている者の人物像をイメージし、その「人物像」に自分がどれほど近いか、あるいは遠いかを判断していく。そしてその「人物像」に自分が近い存在であるほど適性は高く、遠いテーマであるほど適性が低くなるという視点で分析ができるようになる。

人種差別というテーマで考えてみる

例えば「人種差別」を一度も受けたことのないA君と、留学先で毎日「人種差別」を受けてしまっていたB君がいたとき、人種差別というテーマにおいてはより理解度の高いB君の方が自分を活かせたテーマ選びをできていると言える。A君は人種差別よりも、自分が活きるテーマはおそらくある。

この「人種差別」であれば、人種差別を体験してない人よりは体験している人の方が理解が深く、そしてその人種差別がなぜなくならないかを理解している人間の方が、その問題に関して解決策を考えやすくなる。

だからこそ人種差別を体験していて、あるいは目撃していて、それについての研究を高校時代に行なっている、あるいはその解決のために行動しているような人を「そのテーマにおけるNo.1の人物像」と設定してみると、自分が人種差別を扱うようなテーマで総合型選抜を受けるとき、どれほどその人物像に近いかを観察することで、人種差別への自分の適性が感覚的に把握できるようになる。

適性をより理解すれば、自分をより活かしたテーマ選びが可能になる

そしてこの適性は、より多くの人が選べないようなテーマを選ぶほどにNo.1に近づきやすくなるという性質と、努力すれば向上していくという性質と、よりテーマを絞っていくことで適性が向上するという性質を帯びている。この3つを理解することで、より自分の適性を活かしたテーマ選びができるようになる。

あまり選べる人が少ないようなテーマを選択するという視点

高校生の中でサッカーや野球をする人口は極めて多いが、高校生で北欧家具の分析をする者は少ない。これはかなり極端な例ではあるが、要は周りの人が選んでいないようなテーマを自分が選べれば、それだけで自分自身の適性は高くなる。このように競合が多く競争が激しい領域のことを経営戦略の世界で「レッドオーシャン」と呼び、競合が少なくあまり競争の激しくない領域のことを「ブルーオーシャン」と呼んだりする。

多くの人がテーマにしやすいレッドオーシャンであるほど、適性を向上させることも、そのテーマでNo.1へと勝ち上がっていくことも難しくなる。しかしブルーオーシャンであれば、見つけた瞬間にほぼNo.1であるケースもある。

努力して適性を上げていくという視点

部活に入って何かに打ち込むと、最初はそれがうまくできなくとも、できなかったことができるようになったりする。これと同じで、あるテーマも選んだ時は適性が低くても、勉強や行動を重ねていくことで適性は向上し、No.1的存在へと迫っていくことが可能になる。受験は出願期間が決まっているため、適性を伸ばせる期間がどれほどあるのかを理解することが重要となる。

よりテーマを絞るというという視点

「怪我で苦しむ人を救う」というテーマの広さであれば、怪我をした人や怪我を通して苦い思い出がある人、スポーツに何かしらの形で従事したいと思っている人などがそのテーマを扱うことが可能になるが「怪我を未然に防ぐにはどうすれば良いか」とテーマが絞られると「怪我後の対応」は関係なくなり「怪我の未然対応」がテーマとなる。テーマを狭くすることにより、自分にとって適性の高くなるようなテーマにしていくことも可能となる。

まとめ

経営戦略を応用した適性分析を紹介した。

まとめると、自分が進みたいと思っているそれぞれのテーマにおけるNo.1的存在と、自分がどれほどの近さにあるかを考え「そのテーマにおけるNo.1の人物像」に自分自身が最も近くなるようなテーマが、自分に適性のあるテーマという考え方をすることができるという方法であった。

自分の適性を見るのは意外と難しく、自分自身を深く理解できていると思っていても、本当はあまり理解できていなかったりすることもある。だからこそこの方法に加えて色々な分析方法を試しながら、自分に向いていることや自分を活かすテーマを考えていくことをおすすめする。

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