小論文のポイント解説

(小論文のポイント解説)論点とは何か。

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小論文の問題の中で、

「資料の論点に言及した上で、あなた自身の考えを書きなさい」

みたいな問題を解いたことはないだろうか。

このような出題がされたとき「論点が何か」が掴めず、思うように自分の考えをまとめられないと言う人は多い。そこでこの記事では、論点とは何か、論点を資料文からつかむ方法について解説していく。

論点とは何か。

論点とはどう言う意味なのかと言うと、

ろん‐てん【論点】 の解説

議論の中心となる問題点。「論点から外れる」

goo辞書より抜粋

このような定義として用いられることが一般的だ。

基本的に論点は「ちょっと論点からずれてない?」みたいな使われ方をする。

そのような使われ方を鑑みても、論点という言葉は「何について話しているか」とか「中心議題」「会話のテーマ」「検討すべきこと」などの意味を持っていることがわかる。

つまり、論点が何かを書かないといけない時は、資料文の中心テーマ、何について話し合われているか、何について話し合う必要があるか、などを書く必要があることがわかる。

論点と主張の違い

この論点と、よく間違われて認識されてしまうものとして「主張」というものがある。主張とは「自分自身の意見や、自分の考えなどのこと」を指すが、基本的にこの論点と主張には「論点に対しての考えを主張と呼ぶ」と言う関係性にある。

そう言われると難しく感じてしまうかも知れないけど、単純に話し合っている事柄・テーマが「論点」、それについての意見が「主張」ということである。

資料文の中には、論点が書かれていないことが多い?

資料文を読んでいく中で、論点が書かれている場所を見つけることができれば、純粋にその内容を小論に含めてあげればいい。しかし論点に関しては実は、資料中に書かれていないというケースもよくある。

資料文というのは、どこかに存在する文書や本の内容を一部分だけ切り取って持ってこられることが多い。そのため、筆者の考えが書かれているようなところが切り取られて資料文となっていると、筆者の考えの前後には論点について考察している文章が存在することは少なく、資料文の大元の文書や本では、もっと前に論点について考察されていたり、論点が共有されているということがよくある。

つまり、資料文になっている部分には、論点まで書かれていなくて、ある論点に対する筆者の主張のみが記載されているという状態になっていることが多いということである。

そうなると資料文のどこを読んでも、直接的には論点が明記されている場所は存在しないから論点を見つけられないという状態になってしまう。この問題を解決しないと、小論文で論点について言及することは本質的にはできなくなってしまう。

資料文から論点をつかむ方法

この記事では最後に、資料文から論点を推察する方法を2つ紹介する。1つは、筆者の主張・意見を掴み、それは何についての主張なのかを推察するという方法で、もう一つは、筆者の主張・意見に対して話し合うべきポイントを発見するという方法である。

論点を見つける方法1

筆者の主張・意見を掴み、それは何についての主張なのかを推察するという方法について解説する。資料文で筆者が主張をしているのであれば、それは何かしらの論点、つまり「話し合うべきこと」に対して意見をしているという状態であることがわかる。

だからこそ筆者の主張がつかめれば、「これは何に対する意見なんだろう。何を話し合っているんだろう。」と考えていくことで、資料文にて話し合われている中心議題としての論点を推察することが可能になる。

具体例でちゃんと理解

学校の廊下を逆にさ、滑りやすくすればいいと思うんだよね。

そうすれば、こけるじゃん、走ったらさ。

この場合、論点何?

資料文にこのような筆者の主張・意見がある時、この主張が何に対する主張なのかが資料中に書かれていなかったとしても、この主張が「何に対する意見なのか」を考えていくと「学校の廊下を走る人がいるという問題をどう解決するか」とかが論点なんじゃないか、それについて話し合ってるんじゃないか、とかが見えてくる。

論点を見つける方法2

筆者の主張・意見に対して話し合うべきポイントを発見するという方法について解説する。これは、論点を見つける方法1とは違い、筆者の主張を踏まえた上で、今後話し合っていくべきポイントを論点として設定するという方法である。

筆者の主張に対して、反対できるポイントを探していくことで、主張の不十分さから資料文の論点、および筆者の主張の論点を考えることができる。

具体例でちゃんと理解

学校の廊下を逆にさ、滑りやすくすればいいと思うんだよね。

そうすれば、こけるじゃん、走ったらさ。

この場合、論点何?

この主張の問題点として、純粋に滑りやすくしたら危険性が増加するという問題がある。となると今後話し合うべき論点として「廊下の危険性を増加させずに走らないようにさせるにはどうすればいいか」とかを論点として設定できるようになる。

まとめ

論点を見つけ出すには、説明した2つの論点発見方法を場合によって使い分けるといいと思う。

資料文の論点を見つけた方がいい場合は、おそらく1の方法を、筆者の主張の論点を見つけた方がいい場合は、おそらく2の方法を用いた方が問いに忠実に論点を見つけ出すことができると思う。

また論点を自分の言葉で言語化する時は、問いの形で書くと、その後の自分の考えをまとめやすくなる。つまり「廊下の危険性を増加させずに走らないようにさせるにはどうすればいいか?」とか「学校の廊下を走る人がいるという問題をどう解決するか?」みたいな感じだ。問いの形で論点を設定すると「廊下を走る人がいる件について」とかみたいに問いの形になっていない時と比べて、何について自分の考えを書けばいいかがわかりやすくなる。

以上のようなポイントに注意して、論点を発見してみよう。



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