小論文のポイント解説

(小論文のポイント解説) 「解ききれない…」を防ぐための試験時間の使い方を紹介

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小論文の試験で、

「試験はじめぇえ!」と言われてから、

「やめ!ペンを置けぇ!!」と言われるまでに、

どういった順番で、何に取り組むと、

効率的に時間を使うことができるのかをこの記事では説明していく。

小論文の試験中にやらないといけないこと

小論文の試験中にやらないといけないことは、以下の通りに分けられる。

1:問いの読解

2:資料文の読解(資料文がある場合)

3:小論文の構成を立てる

4:小論を実際に書く

小論は書いた文章で評価がされるため、文章が書き終われなかった場合大きな失点を生む。だからこそ与えられた制限時間を効率的に使って、どんな問題が出たとしても解き切れる状態を目指そう。

それを可能にするためには「制限時間を効率的に使う」ことが大切だ。時間を有効に使えなければ、解ききれたはずの試験も解ききれなくなってしまうことがある。

 

時間のかかることに「ちゃんと取り組める時間」を、先に確保しておく

結論、小論文の試験時間を無駄なく効率的に使うポイントは、

「時間のかかることにちゃんと取り組める時間を、先に確保しておく」というポイントに集約される。

小論の試験中にやらないといけないことの中で「時間がかかること」とは、「資料文読解」と「実際に小論文を書く」ということの2つだろう。

そしてこの2つは「試験はじめ!」と言われた瞬間に、

どれくらい時間がかかりそうかの「目処が付けられる」ものでもある。

「資料文読解」に関しては、資料文の枚数を確認すれば「自分の読むスピード的に、だいたいこれくらい時間あれば読めそうだよな」ということがわかる。

「実際に小論文を書く」に関しても、小論文の字数を確認すれば、

「自分の書くスピード的に、書く内容が決まってれば、だいたいこれくらいの時間があれば書けるな」ということがわかる。

そこで見えてきた時間を先に、試験の制限時間の中で取り組む時間を確保しておいて、他のやらないといけないことを「余った時間でやる」と心がけると、小論文の試験中の時間割がだいたい見えてくる。

もちろん、時間割通りに完璧にこなせないとは思うけれど、それを目処に、やるべきことを終わらせるタイミングを調整していくと、試験時間のコントロールがしやすくなるんだぞ!

確保すべき時間を決めるまでの流れを具体的に説明

それでは最後に、確保すべき時間を決めるまでの流れを具体的に説明する。

1:まずは小論文をパラパラめくろう

「試験始めえええ!」と言われたら、

まずは落ち着いて配られた問題用紙をパラパラめくっていこう。

そこでまずは、

「どこに問題が書かれているか」と、

「資料文の枚数は何枚くらいか」の2点を確認して欲しい。

小論文は問いが書かれている位置が決められていないので、

最後のページに問題があったり、資料と資料の間に問題が書かれていたりするケースがある。問いを確認しないまま解き進めてしまうと「え、問題まだあんじゃん!やば!時間たんない!」みたいなことが起きるので、必ず最初に問いの位置を確認しよう。

それとこの段階で、読解が必要な資料の量がわかるので、資料文読解にかかる時間に目処を立てよう。感覚で決めていい。小論文の練習を重ねていけば、その感覚もだいぶ合ってくると思う。

問いの読解を早めにして、字数を知る

次は問いを読解する。小論文で何に答えないといけないのかを読み取る。問いの読解の仕方に関しては、~の記事で詳しく説明しているので省く。今日は時間活用術の話なので、この段階で確認すべき「小論文の字数」の話をする。字数を確認して、このタイミングで、だいたいその字数を書ききるために必要な時間に目処を立てよう。

実は「書く内容が決まっている状態で、あとは書くだけ」という人と、「書く内容決まりきってないけど、書きながら考えよ!」という人がいた時、結果的に早いのは「書く内容が決まっている状態で、あとは書くだけ」の人であることが多い。

「書く内容決まりきってないけど、書きながら考えよ!」のタイプは、書き始めるタイミングは早いけど、途中で抜かされるケースが高い。それに途中で内容が繋がらなくなって「全部消す!」みたいになる確率も高いので、基本的には「構成を立てて内容に筋を通してから、小論を書く」ことを心がけよう。

なのでこのタイミングで目処を立てるべき「小論文を書くのにかかる時間」というのは「書く内容がほぼ決まっていて、後は書くだけ状態」であるときに、字数を書く自分のハンドスピードとして計算してね。

ここまでくると制限時間の中で「確保しておかないといけない時間」が見えてくる。

「資料文読解にかかりそうな時間」と「小論文を書くのにかかりそうな時間」を、小論文を実際に解き始める前に確保しておこう。

それで残った時間を「問いの読解」と「構成メモ」の時間に当てる。

そういう風に考えていくと、「予想外に何かに時間がかかり過ぎてしまって、解ききれなかった…」みたいな状態を防ぎやすくなるよ!

まとめ

この記事では、小論文の試験時間における「時間の使い方」を紹介した。一点アドバイスをすると、まだ構成が定まりきってないけど、最初に決めておいた「小論文を実際に書く時間がきてしまった!」という状況になってしまった時は、もう書き始めちゃった方がいい。それか「あと5分で構成を決める!」と考えて、絶対に5分後までに立てられる構成で書き始めた方が良い。

小論は書ききれないと大きな失点になってしまうということを肝に命じて、解き切ることを最優先に考えよう。



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