【AO推薦】面接試験で良く聞かれる質問と答え方のポイント、模範解答例を紹介!
「大学の志望理由を聞かれたら、どれくらいの長さで何を答えたらいいの・・・?」
「なんでAO入試を選んだのか?」
変なこと言って悪い印象になったらどうしよう。。
AO入試、総合型選抜入試における面接試験、緊張しますよね!
しかも、聞かれるであろう予想問題集に対して、答えを用意したものの、自分の回答がこれで正解のなのか心配、、という人は多いです。
今回は、AO入試においてよく聞かれる4つの質問に対して、答え方のポイントや解答例などを通して、解説していきます!
志望理由は?
質問の意図
AO入試の面接入試で聞かれる質問No,1の王道質問ですね。質問の意図は
①志望動機と、大学側が取りたい人物像とマッチしているか
②志望動機の明確さ、熱意の強さ
です。
答える際のポイント
ポイントは2つです。
①あなたのやりたいことが、シンプルに、わかりやすく伝わる
②この大学で学びたい!という熱意がしっかりと伝わる
志望動機は、面接の一番最初に聞かれる場合が多いです。つまり、第一印象が決まる質問ですから、最もしっかりと準備をする必要があります。
しかし、だらだらと長く話していても、かえって伝わり辛くなってしまいます。
したがって、長さとしては、30秒〜1分以内、原稿にするとしたら200~300文字程度が妥当です。
一方で、熱意をしっかりと伝えるために、AO入試を出願するまでの期間で、あなたが学びたいことに向き合ってきた活動経歴などを伝えてあげることは有効です。
解答例
私が〇〇大学〇〇学部を志望した理由は、貧困に苦しむ人々を救うために、貴学で社会福祉は政治思想を学びたいと感じたからです。
私は、これまで貧困問題と向き合うために、孤児院のボランティアを1年以上続け、慈善活動に取り組んできました。その中で感じたことは、貧困に苦しむ人を救っていくためには、彼らに対して適切な制度や政策が必要であるということです。
だからこそ私は貴学で、社会福祉や政治思想を学ぶことで、彼らを救うために必要な制度や理論を学びたいです。
以上より貴学志望いたします。
事前に準備しておきたい内容
・テーマに至ったきっかけ
・大学入学後に取りたい授業
・志望先大学の学部の特徴(他の大学との相違点)
一緒にされることの多い質問
・そのテーマに取り組みたいと思ったきっかけは?
・他の大学じゃなくて、うちの大学じゃないといけない理由は?
・大学での学習計画は?
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大学での学習計画は?
質問の意図
大学で具体的な学ぶ内容を具体的に聞いてます。
特に、大学で学びたい内容が不明瞭であったり、志望理由がきちんと相手に伝わっていない場合などに深追いされた質問として聞かれる場合が多いです。
具体化することで、自分の意図が適切に伝わることも多いため、用意しておきましょう。
答える際のポイント
ポイントは、具体的な内容を聞いているということです。
例えば、「私は貧困を学びたいです!」と答えたとしても、大学で貧困は学べません。
具体的に大学で学ぶ内容は
貧困者を具体的に救済するための制度である「社会福祉」
貧困を生んでしまう構造的な要因を探るための「社会学」
貧困者をどの程度政府が救っていくべきなのかをめぐる「政治思想」の論争
などであるはずです。
つまり、あなたの目的と、具体的な学びがきちんと適合しているのかどうかを問うているわけです。
解答例
私は貴学で貧困に苦しむ人たちを救っていくための制度や貧困を生むメカニズムについて学びを深めたいです。具体的には、国家としていかに貧困者を救っていくのかを模索するために「政治思想」や「社会福祉」などの授業を取りたいです。その上で、貴学で社会福祉制度に精通する〇〇教授のゼミに入り、福祉と貧困に関して研究を深めたいです。
事前に準備しておきたい内容
・具体的に履修したい授業(大学でのシラバスなどを検索すればわかる)
・特に関心のあるゼミや教授の名前
一緒にされることの多い質問
「ゼミで具体的にやりたいこととかある?」
「他の分野でもっと学びたいこととかはある?」
なんでAO入試を選んだの?
質問の意図
この質問は、意外にも頻繁にされます。これだけ聞くとちょっと怖いですよね笑
この質問は、主に2パターンの意図があります。
①単純な興味
特に、AO入試や面接試験を始めたばかりの大学であったり、入試方式を変えたばかりの大学であったりすると、教授たちも単純な興味関心から受験生に、どうして一般受験ではなくAO入試を選んだのか気になります。
AO入試では、たくさんの出願書類を用意し、二次試験も大変なところが多く、合格可能性も不透明です。そこまでしてどうして、AO入試を選択したのかが気になって質問する意図があります。
②志望度の強さを測ろうとしている
志望度の強さ、つまりはどれほどの熱意を持って志望大学に受験しようとしているのかを測ろうとしている場合もあります。基本的にAO推薦入試とは、「この大学で学びたい!」という強い意思を持った人材と大学側が「こんな学生が欲しい!」というマッチングを実現する入試形態です。
したがって、受験者には、強い熱意が要求されます。ただの頭のいい人は一般受験で採れば良いわけですからね。
したがって、大学側は「本当にこの人は、AO入試で採用するべき人材なのだろうか?」ということを知るためにこの質問をする場合があります。
答える際のポイント
「どうしてAO入試を選んだのか?」という質問をしたときに、「なんとなく、、」とか「この大学かっこよくて、、」という曖昧な答えをしてはいけません。
しっかりと、私はAO入試に適した人材です!ということを熱意を持って伝えましょう。
解答例
私は〇〇大学の〜〜という理念や、アドミッションポリシー に強く共感を抱いており、その熱意をしっかりと伝えていきたいという思いから、AO入試を選択しました。また、私の研究テーマである〜に関して、高校3年間かけて、活動や研究を行ってきており、それらを包括して評価していただきたいと感じため、一般入試ではなく、AO入試での受験を選択いたしました。
事前に準備しておきたい内容
・入試要項に記載のある「求める人物像」や、アドミッションポリシー
この内容は熟知しておきましょう。そして、ここで求めている人材と、自分がいかにマッチしているかを話せると評価が高いです。
一緒に聞かれることの多い質問
「他に併願している大学とかある?」
「もし今回のAO受験に不合格だったらどうする?」
「これまでたくさん活動してきたみたいだけれど、その内容を具体的に教えて」
自己PR
質問の意図
大学側は、受験者のことを何も知りません。したがって、大学側も受験者の良いところをたくさん聞きたいです。しかし、短い時間の中でその人の良さを見抜くことは難しいので「自分でアピールしてくれ!」となるわけです。
答える際のポイント
自己PRは、「自慢みたいだ。。」と気恥ずかしいと感じるかもしれませんが、良いところがわからなければ大学側も評価使用がありません。精一杯あなたの長所を伝えてあげましょう。
解答例
私は、正義感が強く、やると決めたことには徹底的にやり切ることのできる性格です。私は貧困問題をテーマに、これまで多くの孤児院のボランティア活動を続け、福祉センターの職員さんと一緒に貧困問題に向き合ってきました。これまで貧困に関する書籍として30冊以上の本を読み、懸命に向き合ってきました。このように、私はこの熱意なら誰にも負けません。また、クラスでは学級委員をつとめ、多くの生徒の意見をまとめられるよう丁寧にヒアリングなどを行いながら、学級活動をまとめるリーダーシップがあることも私の強みです。
事前に準備しておきたい内容
・自分の性格とそれについてのエピソード
・自分の強み、弱み
・これまでの活動経歴
一緒に聞かれることの多い質問
・あなたの性格がわかる具体的なエピソードなどはありますか?
・あなたのその長所は、研究を進める上でどのように役立つと思いますか?
まとめ
ここまで、AO入試、総合型選抜入試の面接試験で、よく聞かれる質問と、それに対する解答例について紹介しました。
一方で、面接試験というのは、各大学によって大きく性格が異なりますし、それぞれの志望理由のテーマなどによって答え方なども全く変わる場合もあります。
この解答例を参考にしながらも、自分にあった適切な回答を模索してくださいね!
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