研究会(研究室)は、基本的にはゼミと同じように少人数を対象にした、特定の分野を深く探究していく学習形態のことを指す。
基本的なシステムとしてはゼミと同じ。ただゼミではなく研究会(研究室/ラボ)と呼ばれている時は、大学教授に研究用のプライベート環境(研究環境)が与えられていて、その環境で研究活動が可能になっているケースが多い。
ゼミナールという名称のときは、大学の教室を授業時だけ借りて演習が行われることが多いが、研究室という名称の場合は、その研究室での活動のためだけに一部屋が与えられていて、そこで空き時間なども活動可能であったり、時に常に大学院生などが研究をし続けられるような環境になっていることが多い。とくに実験や、工業的な製作が必要になる理工系や芸術系、建築系の学部は、研究室と呼ばれることが感覚的に多い気がする。
授業とは違い、主体的に深く研究活動をしていくという点では、ゼミと研究室には大きな違いはない。このように大学の学びの制度としては、授業と、ゼミナールや研究会などの2通りのシステムがあると言える。
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