【AO/総合型選抜情報まとめ】
立教大学異文化コミュニケーション学部
本記事では、立教大学異文化コミュニケーション学部のAO/総合型選抜入試の情報をまとめています。まとめている内容は、学部の説明、この学部で学べる内容、AO/総合型選抜の出願書類、出願資格、倍率、スケジュール、試験形態、求められている人物像などです。
なお、当情報は、2021年度入試の情報を基にしています。掲載にあたり、抜粋、割愛している箇所もあるため、詳しくは、必ず立教大学の公式ホームページから情報をご確認ください。
立教大学 異文化コミュニケーション学部はどんな学部?
立教大学 異文化コミュニケーション学部 学部の概要
「異文化コミュニケーション」と聞くと、海外の人との外国語での交流を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、私たちはこの言葉をもっと広く深いものとしてとらえています。自分とは異なる考えを持つ他者とどう向き合うか、価値観の違いを生み出す文化や社会背景をどのように理解するか、多様性や違いを前提としつつ、いかに他者と共に生きていくべきなのか。このような問題について考えることすべてが異文化コミュニケーションだと考えているのです。日本の、そして世界の多様性に触れるためには、日本語を含む言語の高い運用能力が必要です。しかし、異文化コミュニケーション学部の学生が目指すのは「言葉を上手に使う」ことだけではなく、その力を生かしてさまざまな場で他者と他者をつなぎ、多様性が尊重される社会に貢献していくことです。そのために、言語やコミュニケーションの働き、文化と社会と人との関係について専門的に学ぶカリキュラム、また、海外留学研修、フィールドワーク、サービスラーニングなど、知識とスキルを実際に応用しながら学ぶ場を準備しています。他者と向き合うことは、同時に自分について考えること。4年間この学部でじっくり学び体験を積み重ねることで、あなたも、今とは異なる自分になっているはずです。自分とは違うものへの好奇心にあふれた、意欲あるみなさんを待っています。
立教大学異文化コミュニケーション学部 ホームページ 学部の概要https://icc.rikkyo.ac.jp/outline/about/
以上より、立教大学異文化コミュニケーション学部は、
「多様性との共存」がテーマであるとわかります。
特に
自分とは異なる考えを持つ他者とどう向き合うか、価値観の違いを生み出す文化や社会背景をどのように理解するか、多様性や違いを前提としつつ、いかに他者と共に生きていくべきなのか。
異なる価値観を持つ人々との向き合い方、共存の仕方と言った「異文化」に関心のある人に向いているキャンパスであるでしょう。
そのうで、海外留学研修、フィールドワーク、サービスラーニングなど、知識とスキルを実際に応用しながら学ぶ場があるとしています。
異文化コミュニケーション学部の4つの特徴
①日本語、英語を学ぶ
日本で学ぶ以上、日本語は重要。1年次の「基礎演習」で、日本語力を訓練し、論理的思考力と自己表現力を磨きます。また、「Dual Language Pathway」では、英語で学び、議論し、レポートを書くことで、高い英語の運用力を磨きます。
②英語+1
言語は世界へ飛び出し活躍するための道具です。国際共通語である英語に加え、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、朝鮮語のいずれかを選択し学びます。
③知識と実践の往還
「通訳翻訳実習」、「日本語教育実習」、「フィールドワーク」などの実習型の科目を設置し、教室で学んだ知識を現場での実践に結び付ける力を身につけていきます
④海外留学研修・Dual Language Pathway
原則全員が参加する2年次秋学期の「海外留学研修」や英語で展開されている科目を履修して卒業する「Dual Language Pathway」を設置し、教室での学びだけに終わらない多様な仕組みをカリキュラムに組み込んでいます。
設置学科
・異文化コミュニケーション学科
主な学び:
①言語(社会言語学、第二言語習得論)
②通訳翻訳(通訳翻訳論、通訳翻訳と多文化社会)
③コミュニケーション(通訳コミュニケーション、異文化コミュニケーション)
④グローバルスタディーズ(国際協力、多文化共生)
授業をもっと知りたい方はこちら
立教大学のシラバス検索
https://sy.rikkyo.ac.jp/timetable/stop.do
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立教大学 異文化コミュニケーション学部のAO/総合型選抜 情報
試験の名前:自由選抜入試
自由選抜入試とは
自由選抜入試とは、志望する学部に関連した高い能力を持つもの、あるいは学業以外の諸分野の活動で秀でた個性を持つもので本学ならびに各学部の教育目的を理解しそこで学びたいという熱意のある学生を受け入れることを目的としている。
募集人数
異文化コミュニケーション学部の自由選抜入試には、方式Aと方式Bがあります。
方式Aと方式Bの大きな違いは、5年間で大学院修士までの学位を取得できる「5年一貫プログラム」志望者を選抜する方式です。つまり、方式Bでは修士課程までの進学を前提に考えている人向けの入試方式ということです。
募集人数
方式A:10名
方式B:5名
倍率
方式A:男子33倍 女子12倍
方式B: 男子7倍 女子3.6倍
2020年度の実際の出願人数と一次合格者、最終合格者数
主な出願資格
・方式A
1)英語資格の提出(英検,toefl,ielts,teap のいずれか)
2)以下の語学資格のいずれかを満たす者
(a) 次の①~⑤いずれかの成績を取得している者。
① 実用英語技能検定[英検]スコア 2,300 点以上(従来型、英検 CBT、英検 2020 1day S-CBT、
英検 2020 2days S-Interview いずれも可)
② IELTS(Academic Module)オーバーオール・バンド・スコア 5.5 以上
③ TEAP スコア 309 点以上
④ TEAP CBT スコア 600 点以上
⑤ TOEFL iBT スコア 72 点以上
※英語資格・検定試験の成績は4技能スコアのみ有効とする。
※新型コロナウイルス感染症の影響により資格・検定試験が中止、延期となった状況に鑑み、英語
資格・検定試験の取得年限は設けない。
(b) ドイツ語技能検定3級以上、または Goethe-Zertifikat B1 以上
(c) 実用フランス語技能検定試験準2級以上、DELF A2 以上、TCF 350 点以上(ただし補足試験のス
コアは含めない)
(d) スペイン語技能検定3級以上、または DELE B1 以上
(e) 中国語検定試験3級以上、または漢語水平考試(HSK)4級 210 点以上、5級 180 点以上
(f) ハングル能力検定試験3級以上、または韓国語能力試験3級以上
※(b)(c)(d)(f)については、次のⅠ~Ⅳのいずれかに該当する者も出願条件を満たすこととする。
Ⅰ.日本の教育制度に基づく高等学校において当該言語の成績が学年で上位 10%以内であり、当該
言語のスコア・級と同等以上の語学力を有すると高等学校が証明できる者。
Ⅱ.当該言語圏にある高等学校(インターナショナルスクールを含む。日本人学校はのぞく)で1
学年以上を修了した者。
Ⅲ.国の内外を問わず、当該言語が教育言語である高等学校で 1 学年以上を修了した者。
Ⅳ.当該言語のスコア・級と同等以上の語学力を有すると語学学校(機関は問わないが、高等学校
は不可)が証明できる者。
・方式B
次の資格Ⅰ~Ⅳのいずれかに該当する者。
[資格Ⅰ]通訳翻訳専門コース
次の①~⑤いずれかの成績を取得している者。
① 実用英語技能検定[英検]スコア 2,400 点以上(従来型、英検 CBT、英検 2020 1day S-CBT、英検
2020 2days S-Interview いずれも可)
② IELTS(Academic Module)オーバーオール・バンド・スコア 6.0 以上
③ TEAP スコア 332 点以上
④ TEAP CBT スコア 671 点以上
⑤ TOEFL iBT スコア 80 点以上
[資格Ⅱ]英語教育専門コース
次の①~⑤いずれかの成績を取得している者。
① 実用英語技能検定[英検]スコア 2,300 点以上(従来型、英検 CBT、英検 2020 1day S-CBT、英検
2020 2days S-Interview いずれも可)
② IELTS(Academic Module)オーバーオール・バンド・スコア 5.5 以上
③ TEAP スコア 309 点以上
④ TEAP CBT スコア 600 点以上
⑤ TOEFL iBT スコア 72 点以上
[資格Ⅲ]日本語教育専門コース
次の①~⑤いずれかの成績を取得している者。
① 実用英語技能検定[英検]スコア 2,160 点以上(従来型、英検 CBT、英検 2020 1day S-CBT、英検
2020 2days S-Interview いずれも可)
② IELTS(Academic Module)オーバーオール・バンド・スコア 5.0 以上
③ TEAP スコア 277 点以上
④ TEAP CBT スコア 529 点以上
⑤ TOEFL iBT スコア 60 点以上
[資格Ⅳ] 国際協力専門コース
次の①~⑤いずれかの成績を取得している者。
① 実用英語技能検定[英検]スコア 2,160 点以上
② IELTS(Academic Module)オーバーオール・バンド・スコア 5.0 以上
③ TEAP スコア 277 点以上
④ TEAP CBT スコア 529 点以上
⑤ TOEFL iBT スコア 60 点以上
主な提出書類
【方式A】
・志望理由書(2000字)
これまでの自分の実績や集中して行ってきたことに触れながら、入学後に何をどのように 学びたいのかを、2,000 字程度で必ず志願者本人が黒または青のボールペン(消せるもの は不可)で記入してください。
【方式B】
・志望理由書 (600字)
異文化コミュニケーション学部を志望する理由を、600 字程度で必ず志願者本人が黒また は青のボールペン(消せるものは不可)で記入してください。
・学修、研究計画書(2000字)
異文化コミュニケーション学部5年一貫プログラムを志願するにあたって、下記4点に触れて 2,000 字程度で作成。
1.志望する専門コースを選んだ理由
2.学部4年間で特に学びたいこと
3.大学院で研究したいこと
4.大学/大学院での学びをどのように将来に生かしたいか
・推薦状
出身高校の教員を原則とし、これまでの活動を紹介するにふさわしい人物に作成を依頼し、1通提出 してください。ワープロで作成する場合は、所定の用紙に貼り付け、必ず割印してください。
推薦者氏名欄を誤って記入した場合は、必ず二重線と推薦者の訂正印で訂正してください。
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二次試験内容
異文化コミュニケーション学部方式A
・小論文
社会・文化・言語・教育などをめぐる課題文が与えられ、読解力・論理的構成力・表現力などを総合的に評価します。
・面接試験
異文化コミュニケーション学部方式B
・面接試験
出願日程
2021年度入試の日程
Web 出願期間 : 2020 年 9月 23 日(水)~10 月 1日(木)
一次選考合格発表:2020 年 10 月 27 日(火)
二次試験日:
方式A:2020 年 11 月 14 日(土)
方式B:2020 年 11 月 15 日(土)
二次試験合格発表日:2020 年 12 月1日(火) 11:00
立教大学 異文化コミュニケーション学部の自由選抜入試に向いている人って?
立教大学異文化コミュニケーション学部のアドミッションポリシー
変化を続ける世界の中で、複数の視点からものごとを考え、柔軟な思考力をもって実践的に問題と向き合うことによって、多様で「異なる」他者と共生し、持続可能な未来を創ることのできる人材を育成する。
立教異文化コミュニケーション学部は、出願資格からもわかるように多文化理解に関心が強い人におすすめの学部です。特に第二外国語が得意な人にとってはとてもおすすめの学部でしょう。
主な学びとして「言語・コミュニケーション研究入門」、「グローバル研究入門」や英語以外の言語にも力を入れています。
一方で、倍率を見るとわかるように、募集人数が少なく、大変難易度の高い入試方式となっています。立教異文化コミュニケーション学部を受験する際には、他のAO/総合型選抜も受験することを視野に入れると良いでしょう。
おすすめの併願大学
・早稲田大学 国際教養学部
・法政大学 国際文化学部
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