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【AO/総合型選抜情報まとめ】立教大学理学部 出願資格、書類、倍率

【AO/総合型選抜情報まとめ】

立教大学 理学部

本記事では、立教大学理学部のAO/総合型選抜入試の情報をまとめています。まとめている内容は、学部の説明、この学部で学べる内容、AO/総合型選抜の出願書類、出願資格、倍率、スケジュール、試験形態、求められている人物像などです。

なお、当情報は、2021年度入試の情報を基にしています。掲載にあたり、抜粋、割愛している箇所もあるため、詳しくは、必ず立教大学の公式ホームページから情報をご確認ください。

立教大学理学部のAO/総合型選抜入試の概要

立教大学理学部では、数学科、物理学科、化学科、生命理学科の4つの学科が設置されており、それぞれの学科でAO/総合型選抜入試が行われています。

しかし、募集人数がそれぞれ数学科2名、物理学科2名、化学科4名、生命理学科4名とかなり少ない人数です。

それに加え、出願資格も厳しいです。評定平均3.8以上に加え、出願資格Aでは、スポーツ、文化分野での優れた成績、もしくは外国学校の2年以上の在籍経験、出願資格Bでは、理系科目での評定平均4.5以上、もしくは数学オリンピックでの入選成績などが求められます。

このような出願資格の厳しさから、出願人数自体が少なく、合格者の出ていない学科もあるほどです。

一方で、提出書類としては、志望理由書と、方式Aの場合には活動報告書のみと、比較的シンプルです。
活動経歴の提出には、学校の教員などからの証明印が必要のため、活動経歴を示すための資料などを用意することを忘れないようにしましょう。

2次試験内容は面接と小論文です。

そもそも出願資格が厳しいため、出願者数自体が少ない入試です。立教大学理学部の入試は、倍率自体は他学部の自由選抜入試を比べると比較的低い傾向にあります。

自身が出願資格を満たしている場合には、挑戦してみると良いかもしれません。

設置されている学科と特徴

数学科

1年次春学期に「数学入門」、「微分と積分入門」、「計算機入門1」を学ぶことにより、高校数学から大学で学ぶ数学へとゆるやかに移行していきます。1年次から3年次においては、「代数」・「解析」・「幾何」という数学を支える3本柱に沿い、講義とともに演習を行うことで確実な修得を目指します。同時に、計算機・情報数学にまつわる講義・演習を履修し、プログラミングの基礎や暗号理論などを学ぶことができます。大学院進学を考えている学生や、進んだ内容を学びたい学生は2、3年次に少人数制の「数学セミナー」を選択することができます。4年次には、3年次までに学んだ基礎的な知識をもとに、自分の志望する分野の教員のもとで卒業研究を行い、専門的知識を深く掘り下げ、学問の面白さに触れます。

物理学科

1年次春学期の「物理学概論」と「物理入門ゼミナール」により、大学における物理の学び方に慣れることができます。物理学の基礎的な学問である古典力学・熱力学・電磁気学を1年次・2年次で学び、それらを基礎として発展した統計力学・量子力学を3年次に学習します。それらの学問の理解に必須となる数学(微分積分学、線形代数学、物理数学)も並行して学習します。基幹的な科目には全て「演習」の時間を設け、自らの手で問題を解くことにより、各科目をより深く理解することができます。1年次~3年次における実験科目により、現代の物理学の研究に必須であるコンピュータをはじめとした基礎的な実験技術を学びます。3年次までに学んだ知識・技術を基に、4年次の卒業研究では最先端の研究の一端を経験します。

化学科

化学の主要分野である物理化学、分析化学、有機化学、無機化学、計算化学を1年次~3年次に系統的に学びます。化学の基礎の理解に必要な数学(微分積分、線形代数)を1年次で、物理学(力学、電磁気学、量子力学)を1、2年次で学びます。基幹的な科目には「演習」の時間を設け、自らの手で問題を解くことにより、各科目をより深く理解することができます。1年次〜2年次における実験科目により、現代の化学の研究に必須である基礎的な実験・計算技術を学びます。3年次には、学生実験と研究の橋渡しとなる、研究に近い条件での実験を行います。3年次までに学んだ知識・技術を元に、4年次の卒業研究では最先端の研究の一端を経験します。

生命理学科

1年次には生命科学に関連の深い生物学、化学の基礎的な科目を中心に学習します。2年次以降には、分子科学に立脚した現代の生命像を理解するため、「分子生物学」「生物化学」及び「分子細胞生物学」を集中的に学びます。また日々進歩する生命科学の現状や応用技術の可能性など、生命科学の最先端を学んでいきます。3年間を通して実験に取り組み、生命科学分野の研究に必須な実験技術を身につけるとともに、講義で学んだ知識をより確かなものとします。またコンピュータ処理の手法なども学びます。4年次にはこれまでに学んだ事柄の集大成として、各研究室に所属して卒業研究に取り組み、総合力、課題解決能力を身につけます。

 

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立教大学 理学部のAO/総合型選抜 情報

試験の名前:自由選抜入試

自由選抜入試とは

自由選抜入試とは、志望する学部に関連した高い能力を持つもの、あるいは学業以外の諸分野の活動で秀でた個性を持つもので本学ならびに各学部の教育目的を理解しそこで学びたいという熱意のある学生を受け入れることを目的としている。

募集人数

数学科
2名程度

物理学科
2名程度

化学科
4名程度


生命理学科
4名程度

倍率

(*2020年度入試結果)

数学科
男子 合格者なし 女子 合格者なし

物理学科
男子 6倍 女子 合格者なし

化学科
男子 3倍 女子 3倍

生命理学科
男子 出願者なし 女子 3倍

実際の出願人数と一次合格者数、最終合格者数

主な出願資格

立教大学 理学部の出願資格(数学科、物理学科、化学科、生命理学科 共通)

1)評定平均3.8以上

2)数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学 A、数学 B および当該学科の下記の指定科目を履修している者。理数数学Ⅰ、理数数学Ⅱ、理数数学特論履修者は上記科目に相当する科目に置き換えることができる

3)英語資格の提出(ケンブリッチ英検、英検、GTEC、IELTS、TEAP、TOEFLのいずれか)

4)次のA・Bのいずれかに該当する者。

A.次の(a)~(c)のいずれかに該当する者。

(a)文化・芸術の分野(音楽、演劇、美術、文学、書道、弁論など)における都道府県レベル以上の大会・コンクールなどで上位に入賞した者。

(b)スポーツの分野で都道府県レベル以上の大会においてベスト8以上の成績を収めた者。団体競技の場合は、ベスト8以上の成績を収めたチームで、指導的役割を果たした者もしくはレギュラーまたはそれに準ずる選手として活躍した者。

(c)外国において、外国の学校教育制度に基づく高等学校(10 学年以上に相当する課程)で、継続して2学年以上の課程を修了した者

B.次の(a)・(b)のいずれかに該当する者。

(a)日本数学オリンピックの予選に合格した者など、専攻分野の学業に役立つと思われる優れた実績を有する者。

(b)当該学科の指定科目を履修し、それらの評定平均値が 4.5 以上の者。

各学科の指定科目:
○数学科の指定科目は、数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学Bとする。理数数学Ⅰ、理数数学Ⅱ、
理数数学特論履修者は上記科目に相当する科目に置き換えることができる。
○物理学科の指定科目は、物理基礎、物理とする。理数物理履修者は上記科目に相当する科目に置き換えることができる。
○化学科の指定科目は、化学基礎、化学とする。理数化学履修者は上記科目に相当する科目に置き換えることができる。
○生命理学科の指定科目は、化学基礎、化学、生物基礎、生物のうちの3科目とする。理数化学、理数生物履修者は上記科目に相当する科目に置き換えることができる

ソースはこちら

立教大学理学部の入試要項、出願資格

主な提出書類

・志望理由書(2000字程度)

対象:全学科

内容の説明:これまでの自分の実績や集中して行ってきたことに触れながら、入学後に何をどのように学びたいのかを記入

活動報告書A

対象:※出願条件A(a)・A(b)・B(a)資格による志願者のみ提出

活動の記録欄に、出願資格に関わる内容で、これまでの自分の実績や集中して行ってきたことの時期(期間)、内容などを具体的に記入してください。特に団体活動の場合は、団体の中でのあなたの役割や実績などを具体的に記入してください。記入した実績や内容を説明する資料、大会プログラム、作品がある場合は提出してください

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二次試験内容

面接試験

小論文
主に科学の基礎を内容とし、論文作成のための素材や枠がある程度与えられ、独創的発想・問題理解力・論
理的構成力・文章表現力・科学的素養などを評価します。

出願日程

2021年度入試の日程

Web 出願期間 : 2020 年 9月 23 日(水)~10 月 1日(木)

一次選考合格発表:2020 年 10 月 27 日(火)

二次試験日:

:2020 年 11 月 14 日(土)

二次試験合格発表日:2020 年 12 月1日(火) 11:00

立教大学 理部の自由選抜入試に向いている人って?

立教大学理学部のアドミッションポリシー

立教大学では、各学部において、欲しい人物像を【知識・技能・態度・体験】という項目に分けて記載しています。この人物像に添えるように、自身が努力することが求められるでしょう。

知識

数学科

高等学校での1)数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学Bの内容を理解していることが必要です。

物理学科

高等学校での2)物理基礎、物理、および1)数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学Bの内容を理解していることが必要です。

化学科

高等学校での3)化学基礎、化学、および1)数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学Bの内容を理解していることが必要です。2)物理基礎、物理の内容を理解していることが望まれます。

生命理学科

高等学校での4)生物基礎、生物、もしくは3)化学基礎、化学、もしくは2)物理基礎、物理、および1)数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学Bの内容を理解していることが必要です。

技能

コンピュータの基本操作をマスターしていることが望まれます。英語の読み・書きは大学における専門分野の学習・研究活動には必須ですので、高校レベルの英語を充分に修得していることが必要です。また、論理的思考力、および、発表やレポート作成を行うための充分な日本語能力を有していることが望まれます。

態度

高い倫理性を持って、異なる文化・性別・しょうがい等に対しての偏見が無く、様々な文化背景・ 生活体験を有する人たちと良好な人間関係を構築し、協働的に作業ができる素地があることが望まれます。また、自然に対して真摯に向き合い、自然界に存在する「不思議さ」を常に探求し真理を求める志を持つことが望まれます。

体験

日常の生活において自然現象に興味を持ち、自然の「偉大さ」「不思議さ」に触れ、それらを理解しようという努力をした経験を持つことが望まれます。

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