総合型選抜(AO入試)と推薦入試の違いは?特徴をわかりやすく解説

総合型選抜(AO入試)と推薦入試の違いは?特徴をわかりやすく解説

総合型選抜(AO入試)と
推薦入試の違いは?
特徴をわかりやすく解説

総合型選抜、AO入試、推薦入試など、いろいろな入試形態があって複雑ですよね。

特に推薦入試とAO入試の違いなどはとてもわかりづらいです。

推薦入試とAO入試の違いは、一言でいうと「学校長の推薦が必要か不要か」というところにあり、推薦入試は、基本的には専願(合格したら必ず入学しなければならない)という制約があります。

今回の記事では、大学の入学試験の区分と、それぞれの特徴をまとめました。

大学受験における4つの入試区分

大学受験における4つの入試区分

そもそも大学受験とは以上の四つの入学試験方式が存在します。

①総合型選抜(AO入試)
*総合型選抜とAO入試はほとんど同じ意味を指します。
しかし微妙なニュアンスの違いもありますので、詳しく知りたい方はこちらの記事AO入試とは何かをわかりやすく解説!AO入試と 総合型選抜の違いはをご覧ください。

②学校推薦型選抜(推薦入試
*学校推薦型選抜と推薦入試はほとんど同じ意味を指します。

学校推薦型選抜の中にも、a.指定校推薦 b.公募制推薦 があります

③一般選抜
いわゆるペーパーテストによる学力試験による選抜方式を指します。

④その他
帰国子女入試や、社会人入試
などを指します。

大学の入試区分別の入学者割合

大学の入試区分別の入学者割合
文部科学省より

こちらは文部科学省による、それぞれの入試区分別の入学者割合です。

H29年度 入試区分別入学者割合

一般入試: 55,4%
推薦入試: 35,2%
AO入試:9,1%
その他: 0,3%

 この図からは、一般受験での入学者数が半数を超えていて、その次に多いのが推薦入試、1割程度がAO入試による入学であることがわかります。

では、この推薦入試とAO入試とはどんな違いがあるのでしょうか。

実は、推薦入試と言っても、a.指定校推薦 b.公募推薦が混ざっていることが、入試形態を理解することを複雑にさせています。

学校推薦型選抜(推薦入試)とは

大学入試における入試区分、総合型選抜、公募制推薦、指定校推薦、学校型選抜、一般選抜

以上の図のように、推薦入試には、a.指定校推薦 b.公募推薦が含まれています。指定校推薦も、公募推薦も二つとも学校長からの推薦がなければ試験を受けられないことが、特徴です。

学校からの推薦によって受験する方式のため、ほとんどの場合専願です。

a.指定校推薦とは

指定校推薦とは、大学から指定された高校の持っている推薦枠を利用して受験する方式ののことです。

指定校推薦は、指定された高校でしか使えないため、その枠を保有している高校と、そうではない高校があります。

例えば、A高校は慶應大学への推薦枠を10持っていたとしても、B高校は1つも持っていないことがあります。

したがって、指定校推薦を狙おうと思った時には、まず自分の高校が狙いたい大学の学部の推薦枠を持っているのかどうかを確認する必要があります。また、その枠は去年はあったのに、次の年にはなくなる、と言ったこともあるため注意が必要です。

基本的に、指定校推薦の枠は、各高校が、それぞれの大学の1学部につき1枠しか持っていません。

大きな特徴は、高校に指定校推薦の推薦者として選ばれた場合は、その時点で合額がほぼほぼ確定するということです。

指定校推薦者の決定方法は高校によって異なりますが、基本的には評定平均が最も重要になることが多いです。

b.公募推薦とは

公募制推薦とは、在学中の高校から推薦が必要ですが、資格条件さえクリアしていれば何人でも各高校から出願することができます。

出願条件としては、主に評定平均や英語資格があります。

指定校推薦との違いは、資格条件を満たしていれば誰でも受験が可能なため、学校からの推薦があったとしても不合格になる場合があります。

その選抜方法として、資格基準を満たした上で、志望理由書、小論文試験、面接試験などを総合的に行い合否を判定します。

このように、学校推薦であるにもかかわらず、総合的な評価が行われるため、AO入試とごちゃ混ぜになってしまうことが多いのです。

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AO入試と公募制推薦入試の違いは?

AO入試と指定校推薦入試は大きく特徴が異なるものです。

一方、AO入試と公募制推薦入試は、「学校長の推薦が必要か」という点を除けば似ています。

なぜなら、両者とも志望理由書や活動報告書などの書類を経て、面接や小論文にて合否を判断するからです。

ここでは、AO入試と公募推薦入試の違いを3点解説します。

学校長の推薦が必要か

公募制推薦では学校長の推薦は必ず必要です。

一方で、AO入試では、推薦書や、評価書などが必要な場合もありますが、どこでも必要というわけではありません。

入試での評価軸

一方で、入試の評価項目において、重要視する点が異なります。

基本的に公募推薦入試は、学校推薦での入試のため、学校での活動、つまりは調査書の内容を重要視します。

調査書の内容とは、評定平均や学内活動(生徒会や部活動)などの要素の配点が高い場合が多いです。

一方、AO入試の場合は、大学で学びたい!と言った熱意や、大学で欲しい人物像とのマッチ度合いなどが合否に深く影響します。

評価する基準が異なる点がAO入試と推薦入試の違いです。

一方、小論文や面接、志望理由書対策などを行う必要があるため、行う対策方法は同じようなものになりやすいです。

スケジュール

基本的に、AO入試の方が早期に出願、二次試験、合格発表が行われます。

その理由として、文部科学省が、AO入試、推薦入試の実施目安日を定めているからです。

AO入試は、原則11月以降に合格発表、推薦入試は12月以降、という方針があるため、AO入試より、推薦入試の方がスケジュールとしては遅い場合が多いです。

早見表:AO入試と公募制推薦入試の違い

早見表:AO入試と公募制推薦入試の違い

まとめ

ここまで、大学受験におけるそれぞれの入試区分や特徴、AO入試と推薦入試の違いについてまとめてきました。

しかし、ここで記述しているのはあくまでも”傾向”であり、スケジュールや評価基準は、大学の入試方式別で大きく異なります。

自分の志望先大学の学部の情報はきちんと大学ホームページなどでチェックしてみてください!

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