【総合型選抜/AO対策】 志望理由が進まなくなったら 現場にいこう! フィールドワークのすゝめ 

【総合型選抜/AO対策】 志望理由が進まなくなったら 現場にいこう! フィールドワークのすゝめ 

【総合型選抜/AO対策】
志望理由が進まなくなったら
現場にいこう!
フィールドワークのすゝめ

「テーマが決まったのに進まない、、」

なんであの人は私よりも後から対策を進めたのにあんなに進んでるんだろう、、、」

総合型選抜対策を進めていく中で、「自分はなんだか勉強の効率がよくないなあ」なんて思ったことはありませんか?

AO/総合型選抜が進んでいる状態とは、すなわち自身のやりたいことなどがどんどんと明確になり、それらに関する情報が定着している状態です

現状の自分がこの「進んでいる状態」と見比べたときに「それとはかけ離れている、、」と思った人の多くは、「問題意識」が見えていなかったり、いろいろ調べ過ぎている中で、自分が何をしたいのかがよく分からなくなっているかもしれません。

このような人は「現場」に赴くことで、それを変えることができるかもしれません。

本記事では、AO/総合型選抜で行き詰まったときの「フィールドワくのすゝめ」について話していきます。

よくある志望理由が進まないパターン

志望理由のテーマが格段に見つけやすくなる方法とはの記事にて、自身のレアなバックグランドから、どの視点で物事をみるのか、を俯瞰して考察することによって、あなたに適切なテーマを絞っていく方法を紹介しました。

この分析から、みなさんはいろいろテーマを決めることができたでしょう。

例えば、イスラム、日中関係、海洋ゴミ問題、一票の格差、などざっくりと自分のテーマが決まった状態かと思います。

このテーマが決まった後、多くの人は、「じゃあイスラムについて知らなきゃ!!」という思いから、「イスラム入門書」のような本を取り出して「イスラムにはコーランというのがあって、豚を食べてはいけないのか、、」と納得します。

もちろん、それで知識を深めていくことはとても重要です。一方で、そのあと「何したらいいんだっけ?」となってしまう人には「研究テーマに関してこうしたい!」という方向性が定まっていない場合が多いです。

その場合には「問題意識」を定めることが有効かもしれません。

問題意識って?

研究テーマの方向性が定まっていない場合には、自分が「これって問題だ!」と思う何かを見つけることが重要です。そうすると自然とリサーチを進めることができます。

この「自分が問題だ!」と思うことこそ、「問題意識」です。

例えば、日本でムスリム(イスラム教徒のこと)の友人がいる人であればが、ハラルフードが日本にはあまりに普及していないせいで、一食ご飯を食べるのにもとても苦労しているという現状に憤りを覚えるでしょう。

この場合、この怒りの感情こそがあなたの問題意識の源泉になります。

問題意識とは、何も怒りの感情だけではありません。

「もっと社会が、素敵な建築に溢れたらいいのに」

「多様な生物が共存しえある自然環境だったらいいのに」

こう言ったポジティブな思いや願いも問題意識とは表裏一体です。

こうした「自身のこうしたい!」という思いがでてくることが、重要です。

そうなることで、あなたのテーマの中でも特にやりたいことが決まってくる場合が多いです。

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問題意識を見つけたければ現場にいこう!

問題を見つけたければ「現場にいくこと」が一番手取り早いです。

現場を知らない人に、問題意識は芽生えづらいです。

なぜなら、問題意識とは「感情が動く」ことによって芽生える場合が多いからです。

そこで、実際に現場赴くことで、実際の現状などを肌で感じた方が、ただ論文などを読むよりも「こうしたい!」「こうなったらいいのに、、」という自分の感覚に気づきやすいのです。

日本のイスラムがテーマなのであれば、とにかくその人たちに触れましょう。モスクにいけばいくらでも日本のムスリムに会えます。

そこで、実際に彼らが生活の実態を観察しましょう。もしかしたら、自分では「日本ではハラルフードの普及率が低い」ことが問題だと思っていたけれども、本人たちは意外と気にしていないかもしれません。

実際に、イスラム教徒の中にも宗派によってハラルフードの基準も異なるようです。そうすると、自分が問題だと思っていたことが問題ではない場合もあるでしょう。

そのような新たな気づきがあることも現場に赴くことのメリットです。

海洋ゴミ問題なのであれば、実際に海洋ゴミが散乱している海にいきましょう。そこで遊んでいる人、ポイ捨てをしている人、泳いでいる魚を観察しましょう。

それらを観察したなかで、あなたが関心の高い事象が見つかるはずです。泳いでいる魚なのか、浮いているプラスチックゴミなのか、ポイ捨てをしてしまう人なのか、自身の関心のある事象が定められたのであれば、それは現場にいくことでしか捉えられない成果です。

問題意識を深めるには一次情報を死守しよう

なんとなく問題は決まったけど、何をリサーチしたらいいか分からないな、、という人にも現場に赴くことはとても有効です。

ハラルフードが日本で普及していないことが問題だと思ったとします。

そのような問題意識を持った人は、本やインターネットで「ハラルフード 普及 日本」などと検索をし、調べることでしょう。

「ハラルフードを普及させたい」という思いを持った人がよくしてしまうリサーチの典型が、ハラルフードの普及率、市場の動向、世界の飲食市場のトレンド、と言ったものです。

確かに、このようなリサーチは、ハラルフードを普及させる上で調べたくなってしまうものです。しかし、こんな物を調べたところで、ハラルフードは普及しません。

もっと大事なのは、「現場の一次情報」です。

ただ、飲食店にハラルフードを置いて欲しいのであれば、飲食店の店主さんに「ハラルフードをおいてくれませんか?」とインタビューしてみましょう。

そこで、ダメだと言われたのであれば、どうしてダメなのかを聞いてみましょう。そこには、「日本にハラルフードが普及しない理由」が隠されているはずです。これらの繰り返しが、あなたの研究テーマの知見を深めていくでしょう。

これがまさにフィールドワークです。

最初は難しい論文なんて読む必要はありません

最も重要なのは、問題意識を見つけて、それに向けてピュアに問題に向き合ってみることです。

そうして、どうしても知りたいものが出てきたときにようやく本や論文などのリサーチが役に立ちます。

読書の知識定着率は10%

平均学習定着率が向上する「ラーニングピラミッド」とは? | キャリア教育ラボ
キャリア教育ラボ

みなさん、この図は見たことはあるでしょうか?

これは、「学習定着率」を示す「ラーニングピラミッド」と言う図です。

アメリカの国立訓練研究によって開発された学習モデルで、学習のそれぞれの方法論や期待される記憶の定着率を示したものです。

この図によると、いわゆる読書の知識定着率は10%と言われています。

さらに、闇雲に知識をつめても、あなたに「使える知識」はついてきません。

以前、・知識定着率を高める「今すぐできる読書法」とはにて紹介したように、本とはそもそも「リサーチクエスチョンをたて、その疑問を解消するために読んでいくこと」が最も効果的です。

したがって、まずは自身の問題意識、リサーチクエスチョンを立てられるようになることが重要です。

ここでは、本なんて意味ない!と言いたいわけではありません。ただ、あなたの問題意識や「こうしたい!」という方向性のない読書は、情報量を増やし過ぎて、かえってあなたを混乱させてしまう可能性があります。

だかこそ、進まない、と思ったときには闇雲に読書するのではなく、現場に赴くことも一つの選択肢であることを覚えておいてください。

実際に現場に赴くにあたって、アポイントメントを取れば多くの場合対応してくれます。

実際のフィールドワークの行い方に関してはフィールドワークの仕方、メールの送り方、フィールドワーク当日の注意点を解説も参考にしてみてください。

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まとめ

今回の記事では、志望理由書が思うように進んでいかない人へ向けて「問題意識」を持つ重要性と「現場主義」の必要性について話しました。

困ったときはDO(動く)という意識を持って自身の研究テーマに向き合ってみてください!

勉強効率をもっとあげたい人は、こちらの記事も参考にしてみてください!

・知識定着率を高める「今すぐできる読書法」とは

・やるべきことを1/100にするイシューから始める志望理由書

・「問題発見」「原因追究」「解決策」とは何かを整理する

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